ボクシング

ロマチェンコVSロペスの感想

Spread the love

アメリカ4大スポーツのうちNBA(バスケ)がレイカーズの優勝で幕を閉じ、NLB(野球)はプレーオフ真っただ中、NFLはシーズン開幕、NHL(アイスホッケー)はわかりませんが、スポーツは以前とは形を変えて独自の方法で盛り上がりを見せています。

そんななかボクシングも国内外を問わず盛り上がってきました。
11月には「モンスター」井上尚弥選手がアメリカでの試合を控えています

 

その前に
10/17に行われた
WBA・WBOのチャンピオン ワシル・ロマチェンコ
IBFチャンピオンのテオフィモ・ロペス

は世界中が注目を集めた一戦でした

 

結果は
3-0でロペス勝利!!
Twitterなどで「ロマチェンコの勝利だ」「判定がオカシイ」など判定を巡って盛り上がりを見せていました。
採点に119-109がありましたが、さすがにこれは無いだろうとおもいますが、僕もロペスが1~2ポイント差で勝っていたと思います。

こうみたロペスの戦略

もともとベスト階級から無理に上げてきたロマチェンコ。
上位の強豪と戦う中で苦戦する場面も出てきましたが、持ち前のテクニックで勝ってきました(これは本当に凄い事)
一方のロペスはライト級を主戦場とし、その中でも強打の持ち主で体格も大きい選手です。

 

今回の試合の流れをざっくりと
前半戦はお互いに手数が少なく駆け引きが多い展開でロペスが優位な印象で進み、7R以降ロマチェンコがギアをあげて最終12Rはお互いに良いパンチがヒットする熱いラウンドとなりました。

 

ロマチェンコのギアが前半上がらなかったのは「パンチやプレッシャーが強かったから警戒していた」という意見をみますが、僕はもともと前半から仕掛けると後半に体力差が明確に出てくる可能性を踏まえて、前半は様子見をして後半にギアをあげてポイント勝ちを狙っていたロマチェンコ側の作戦だったんじゃないかと思います。

前半はフェイントなどでロペスの打ち気をさそってミスブロー(パンチが空振りすると疲れ、また焦ります)を誘発してスタミナを削ろうとしていたように思えます。
それに対してロペスは無駄打ちが少なく、速いスピードでパンチ繰り出し空振りが少ないボディブローを使って対応。

 

そして試合とみているうちにロペスの「ガードを固めない」と言うところに目がいきました。
今回のロペス側の戦略に「ガードを固めない・相打ち覚悟で打ち返す」があったんじゃないかと思います

 

ロペスはL字ガードで構えます(新しいHPでのL字ガードの記事
この構えは前手を下げているので、自分の顔と相手の拳の間になにもないのでパンチが顔にヒットしやすいように思えますが、打つ方としては直接顔を狙うために踏み込みを深くしないと当たらない感覚になりやすいです。

逆に相手の顔と自分の拳の間に相手の腕があれば、そこを触ることで反応を引き出したり距離感がつかみやすくなります。

 

ロマチェンコの試合の組み立て方は、まずフットワークとディフェンスで相手のパンチを外しながら軽いパンチをヒットさせ、相手がパンチを打ちにくい状態にし、かつガードを固くさせるように仕向けます。

そのセットが終わったら相手のガードの隙間にパワーショットを打ち込み、ダメージを蓄積させていきます。
これが繰り返されるので相手が気持ち負けします

 

今回はロペスはガードを固めるシーンはほとんどなく、必ず打ち返してきます。
相打ち覚悟でパンチを何度も出してきました。これだといつものロマチェンコのステップも出しにくかったように思えます。
後半にまとめてパンチをもらってもガードを固めることは無かったです(ここに体格の差が出てたように感じます)

結果ロマチェンコのギアが上がるのが遅かったのかと思いました。

お互いに戦力と戦略がぶつかった面白い試合でした。
ロマチェンコには階級を下げてベストな階級での圧倒的なパフォーマンスをまた見せてほしい!!
(これまでも十分に凄いですけど)

 

一言日記

NBAのファイナルまで勝ち上がったマイアミ・ヒート
エースのバトラーの奮闘に感動。負けてしまったけど美しい姿だった!!

 

「ボクシングを始めたばかりでもっと上手くなりたい」、「マス・スパーでもっと上手く動けるようになりたい」
「ゆっくりとミット打ちや技術を習いたい」、「やったことないけどミット打ちをしてみたい」
などありましたらお任せください。またボクシングの技術だけでなく、身体の使い方や筋力トレーニングも行っています

詳しくは BOX-TRAINの新しいHPへ

-ボクシング