ようやくジョギングなどをしても正月に怪我をした右足の痛みがなくなりました。
4月からジョギングとウエイトトレーニングを再開。
怪我した時痛みがなくなったから完治というわけではなく、痛みがなくなっただけでダメージを負って弱ったままなので足首回り、足のトレーニングも行ってます。
ウエイトトレーニングは従来の方法ではなく、以前渡辺実さんのワークショップで教わった「寝射し」を軸においてトレーニング。
これがかなりいい感触です。
シャドーボクシング、ジョギングなんかをしていても安定して腹圧がかかっている状況をつくれてます。
呼吸と姿勢の内田先生の時もそうでしたが、現役の時に知りたかった体の使い方。
そんな渡辺実さんのワークショップが4月も開催されるというので、またまた行ってきました。
今回は「寝射し」からのハムストリングスやお尻のトレーニング。
この「寝射し」というフロアプレスに似ているトレーニングどう下半身のトレーニングに活きるのか、月刊ボディビルディングの記事でも理解するものの体で体感しないことにはわからないということ、興味深いのでその真相を確かめに。
寝射し
月刊ボディビルディングに連載中の渡辺実さんのトレーニングといえば、まずこの「寝射し」
床で行うフロアプレスに近いですが似て非なるものです。
この寝射しを行ったあとに他の種目をやると効きが全く違います。
戦後、多くの格闘家、武道家にトレーニングを指導した日本のボディビルの先駆者である若木竹丸さんが取り入れていたフロアプレス(寝差し)。
なんと若木竹丸の最高記録は何と300kg以上。
そんな寝差しを渡辺さんが若木竹丸さんの近くにいた人達から話を聞いたり、動きを探求した結果出来上がったのが「寝射し」です。
この投稿をInstagramで見る
お尻、ハムストリングス
この「寝射し」を行うために準備運動をしっかり行い、寝射しの動作解説と実践。
その後に「スクワット」「ブルガリアンスクワット」「ヒップスラスト」「レッグカール」に活かしていきます。
プレスとスクワット、レッグカールなど一見違う動きに見えますが、渡辺さんの理論を聞くと体の動かし方は同じという事に気が付きます。
この発見は目から鱗でした。
ウエイトトレーニングしていて「筋肉がつく」というより「身体能力が高まる感覚」に近いです。
ヒップスラストもレッグカールも同様に寝射しがめちゃめちゃヒントになります。
ヒップスラストは力を逃がすフォームでやっていたことに今更ながらに気が付きました。
(あまり効く感じがしなかったのでやっていませんでしたが)
また渡辺さんは「両足の種目は存在しない、片側の動きをたまたま同時に行っているだけ」とも言います。
これにも大きなヒントをもらいました。
文面だけだと何を言っているのか理解しずらいですが、ワークショップや月刊ボディビルディングを読むと分かります。
実際に一度ワークショップに参加するのがおススメです。
この「寝射し」はウエイトトレーニングしている人だけでなく、競技をしている人にもおすすめの種目です。
もちろんボクシングにもおすすめです。内田先生の時もそうですが、腹の使い方が上手くできていないと本来持っている能力を使いきれません。パンチに上手くパワーが乗らない人は「寝射し」は必須です。
寝射しや風船で腹をキメていきましょう。
関連ブログ
「ボクシングを始めたばかりでもっと上手くなりたい」、「ゆっくりとミット打ちや技術を習いたい」、「やったことないけどミット打ちをしてみたい」などありましたらお任せください。またボクシングだけでなく、身体の使い方や筋力トレーニングも行っています。
詳しくはパーソナル料金
毎週火・木・日曜日ボクシング教室を開催中
ボクトレ教室
一言日記
久しぶりにジャッキーチェンの「プロジェクトA」をDVDで鑑賞。
いや~今見ても色あせない面白さ。ジャッキー、サモハンキンポー、ヨンピョウの息の合った動きはオリジナリティあふれて最高。