3月26日のパンクラスまで残り僅か。
水曜日のクラスを担当させていただいてる蒼天塾から試合に出場する佐々木選手。
練習も追い込み時期から息上げを行いながら、体重の調整期に入ってます。
(これを書いているのは水曜日だったのでアップするころには計量当日になっているかと思います。)
プロの試合の場合、大会前日に計量がありそこで体重をクリアしないと基本試合ができません(ペナルティを相手が受け入れてくれた場合成立することも)。
いろいろな減量方法はありますが探せば情報を得られる現代でも、減量に関しては「水を飲まない」などの情報が少なかった昔の方法で行っている選手もまだまだ多い。
トレーナーの専門学校で基礎的な栄養学を学んでいたので私はこまめに水を飲んで普段から汗を出していましたが、あまりにも水を飲まない選手が多いので不思議に思っていました。
練習前後で体重を計って落ちていればいい風潮はありましたが、練習後で落ちているのは水分量なので差が大きくない方が水分補給できている目安になります。
最後に水抜きをする選手は普段から水を飲んでいないと、最後に抜く分の水がなく計量を失敗してしまったり途中で体調を崩してしまうことも増えてきました。
基本的な栄養学を知っているだけでも変わってきます。
まったく食べない選手は減ってきましたが、減量中でも最低限は体に入れないとうまく代謝が回らず余計に落としにくい体になっていきます。
周りに指導してくれる人がいないときにおススメが
佐々木豊さんの「なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか?」、
タケ大宮司さんのnote「体重制競技アスリートの為の減量戦略」です。
もくじ
減量とダイエットの違い
減量とダイエットは似ているようで別物です。
減量の場合は当日を有利に戦うために前日計量から体重を増やす「リカバリー」がポイントになります。
そのために体の水分を抜く「水抜き」をして干からびた状態で計量に向かいます。
水分を抜くことでその後のリカバリーで水分を取りながら栄養をとり1日かけて体重をふやしていきます。
アメリカの総合格闘技のメジャー団体UFCのトップファイターは10kg近く戻す選手もいるそうです。1日で10kg増やすって想像もつかないです、異次元のレベルですね。
5~8kgでも前日と当日に体が全然違ってきます。
なんのための計量なのか疑問に思うかもしれませんが特に規定がないのでルール上問題ないです。(ボクシングのIBFは当日計量もあり増やしすぎないように規定があります)
一方ダイエットでは、リカバリーしたら意味がないので落とした所でキープする必要が出てきます。無理なダイエットで落とした場合、目標の数字に達したらたくさん食べてリバウンドしてしまうことも。
ダイエットはもともと「食べ物を食べる」「食事療法」という意味なので食べ物を変えて無理なく落としていきましょう。
感覚ではなく戦略で落とす
最初に紹介した佐々木豊さんの本やタケ大宮司さんの記事は階級の設定の目安など細かく教えてくれます。
体重には筋肉や脂肪などの重さがありますが、落としたいのは体脂肪。
逆にトレーニングで作った筋肉はできるだけ落としたくありません。
そのため現状の体脂肪率から計量までどれだけ落とせる幅があるのか逆算します。
食べる量で最後まで徐々に落としていくとリカバリーで戻せる体重が少なくなってしまいます(現役の時はこれをやってしまっていました)。
身体がその体重に慣れてしまうのが原因です。それだとリカバリーしてくる相手に体格的に不利な状況下で戦うことになります。
そのために水抜きを活用します。
最初に水抜きで落とす幅をどれくらいするのか決めておきます。
過度な水抜きは健康面へのリスクや水抜きを行う際の体調にもよって多少の幅が出てしまうので数値を決めておくのは重要なポイントです。
減量は当日をいいコンディションであがり相手より有利な状態を作って戦いに挑み、勝率を1割でもあげるための戦略の1つです。
そんな緻密な計算で行われる計量の結果も楽しみにしながら、佐々木選手の応援よろしくお願いします。
海外では計量だけでも大勢の観客が集まり盛り上がります(笑)
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一言日記
ブルージャイアント二回目鑑賞。いい音で聞いてみたく、朝一で有楽町まで行ってきました。
Dolbyの音響の良さもあり、また感動。
音だけでも感動させるこの映画は凄い。